パン研・出張編 [パン研]
9月27日(木)
パン交流会と題して、
パン研メンバーであるりなくんと私は、『とあるパン教室』へ。
そのとあるパン教室には10時過ぎに到着。
出迎えてくださったのは、カンパーニュさん、パリジャンさん、レーズンさんの3人。
こだま酵母のパン作りの大先輩であるカンパーニュさんは、
ハンパじゃない知識の持ち主。
疑問をぶつければ、即座に帰ってくるという、すご〜いお方なのだ。
さて、この日は粉違い、機械捏ねと手捏ねの違いの実験(山食)をすることに。
まずは、2種類の粉(エゾシカ・春風)で手捏ね。
↓はんちゃん、りなくん、並んで手捏ねの図。(パリジャンさん激写!)
なかなか見られないツーショットだね!!(笑)
「春風」を捏ねるりなくんは、順調そのものだったが、
「エゾシカ」を捏ねるはんちゃんはこれがなかなか捏ね上がらない。
「叩いていいわよ!」と言われ、滅多に(というか、ぜんぜん)叩きはやらないはんちゃんは、
まごついちゃったよ〜〜。。
結局、最後にりなくんが叩き、なんとかまとまり一次発酵へ。
さて、お次はこれまた2種類の粉(Sala粉・はるゆたか)を使ってフープロ捏ね。
今回の一番の目的はコレなのだ。
フープロを使って「春よ恋系の粉」+「生酵母」が、いくらやっても「コレだ!」という生地が出来た試しがなく、なんとか極めたかったの!!
で、まずは「Sala粉」で捏ねる。
が・・・やっぱり、キレイな生地は出来ない。う〜〜ん、なんでだ〜!!
「はるゆたか」の方はとっても良い生地が出来たのに!!
取りあえず、こちらも一次発酵へ。
そしてお次は、カンパーニュさんが用意してくださった「ピカンナッツ ブレッド」の生地を分割・成形。
この生地には、ピーカンナッツがこれでもか!!ってくらいに入っているパンなのだ。
焼き上がった「ピカンナッツ ブレッド」。↓
このパン、香ばしくって、サクサクっとした食感!
とっても美味しい〜〜♪♪
これは家でも作ってみたい!早速ピーカンナッツを買いに行かなきゃ!!
さて、それぞれの山食生地の一次発酵終了 → 分割・丸め。
この丸めの時の注意点をしっかり教わる二人。そして成形。
二人が生地に麺棒をかけていると、
「ダメダメ、それじゃ!!」と怒られた!!(>_<)
二人には優しさが足りなかった。。ちょいと反省。。
なんとか成形し、仕上げ発酵。そして焼成。
まずは春風(左)&エゾシカ(右)が焼き上がる。↓
蒸気注入をしたので、ピッカピカの焼き上がり!!
そして、はるゆたか(左)&ちょいと心配のSala粉(右)が焼き上がる。↓
おお!?それなりに焼き上がっている。(恐るべし、Sala粉)
この山食達は、そのまま半分こしてりなくんと私とでお持ち帰り。試食は翌日ね。
さて、全てが焼き上がったところで、ランチタイム。↓
皆さんがサラダやカレーなどを用意してくださいました!
持ち寄ったパンなどを食べながら、
おしゃべりは延々と続く・・・。。(ほとんどパン談義)
本当に楽しい時間でした!!!
帰り際には、これまたたっくさんのお土産をいただきました。↓
*kamiya bakeryのパン
*プレ・ヴァンのパン
*いわさぶろうのベーグル
*太白永餅
*ハロウィンのリース
そして、すんごいのがコレ↓(レーズンさんにいただきました)
これ、かぼちゃなんだって!(名前を忘れちゃったの・・・)
見た目とは裏腹に、ホクホクで甘くて美味しいんだって!!う〜〜ん、楽しみ!
カンパーニュさん、パリジャンさん、レーズンさん、
とっても楽しい交流会でした。
ほんとにほんとにありがとうございました〜〜〜〜〜!!!
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パン研。 [パン研]
第3回、「パン研」。
今日のお題は『酵母1%でどんなパンができるか』である。
このお題の提案者であるパン研メンバーのりなくんは、今日は都合でお休み。。
・・・あれ??この日に決めたのってりなくんじゃなかったっけ??
私は、仕事の日を入れ替えてまで合わせたというのに・・・・・・・
なんつって!
ちょいとイジメてみました!!(笑)
りなくんには、「ちゃんと自主学習するように!!」と言い伝え、
今回は3人でのパン研です・・・
・・・・と、思いきや、メンバーのSachiさんも風邪を引いたとのことで、欠席!
え〜〜〜!?ま、まさかMamanさんまで欠席じゃないよね!?
どうなる??パン研!??
でもでも大丈夫! Mamanさんはちゃんと来てくれました〜!
ってなわけで、話は戻って、「酵母1%」のパン作りである。
通常、「白神こだま酵母」は粉量に対して、2%の酵母を使用するのだが、
はたして、酵母1%でどこまでおいしいパンができるのか実験である。
<実験1>
*酵母1%と酵母2%の生地をそれぞれ冷蔵発酵させて、味に違いがあるのか。
前日に、それぞれ生地を仕込んでおき、約14時間冷蔵発酵。
冷蔵庫から取り出した生地を分割→丸め→ベンチ→成形。
仕上げ発酵が、酵母2%→約80分、酵母1%→120分。
それぞれ180℃で35分焼成。
<実験2>
*酵母1%の生地を一次発酵後、「パンチあり」「パンチ無し」では味に違いはあるのか。
酵母1%の生地を2単位仕込み、
一つはそのまま分割→ベンチ→成形→仕上げ発酵→焼成。
一つはパンチを入れ二次発酵(30分)→分割→ベンチ→成形→仕上げ発酵→焼成。
それぞれ180℃で35分焼成。
焼き上がった山食。↓
全部勢揃い↓
左から、酵母2%冷蔵、酵母1%冷蔵、酵母1%パンチ無し、酵母1%パンチあ
断面↓
どれも見事に焼き上がったのだが、
一番窯伸びして、一番香りが良かったのが「酵母1%の冷蔵発酵」の山食なのである。
明らかに香りが甘い!(他の3つの香りも充分甘いのだけど)
試食してみると、どれもさほど味に違いは無いように思うのだけど、
一番甘みを感じたのは、「酵母1%パンチあり」でした。
<結果>
酵母1%でも、充分美味しいパンが焼けるということである。
まぁ、かなり発酵には時間がかかるけどね。
いや〜、それにしても、今日はパン研らしい実験が出来たんじゃない??
二人で落ち着いて作業しちゃったもんね〜!
あ、途中でランチもしましたよ!↓
*Mamanさん特製「ポテトグラタン」
*Mamanさんが育てた「野菜のサラダ」
*はんちゃん特製「夏野菜のカレー」
*はんちゃん作パンいろいろ
どれも美味しかった〜!!
今日はのんびり優雅にランチ♪
そしてデザート。↓
*Mamanさん特製「白玉ぜんざい」
*はんちゃん特製「ヨーグルトマンゴーシフォン」
ぜんざいが甘さ控えめでいくらでも食べられちゃう。
このシフォンは試作第2弾。もうちょっと改良の余地あり。。
そうそう、このシフォンは「簡単手はずし」したもの。↓
見事でしょ?(ヴィオレさんもビックリだよ、きっと!)
さて、そんなこんなで今日のパン研もお開きとなりました。
Mamanさん、今日はお疲れさまでした〜〜〜〜♪
パン研・・・かな〜?・2 [パン研]
6月29日(金)
第2回「パン研」である。
今回はいろんな粉を使っての「粉違いの捏ね比べ」をしよう!ということに。
この日、メンバーであるSachiさんが足を捻挫してしまい、欠席。
りなくんとMamanさんと私の3人での実験となったのだが、
Mamanさんは電車を乗り間違えたとかで大遅刻!!
しかたがないので、りなくんと二人、早速山食生地を捏ねることに。
粉違いということで、皆には手持ちのいろんな粉を持参してもらうことになっていて、
*Sala粉
*春よ恋ブレンド
*南のめぐみ
*はるゆたか
*ニシノカオリ
*ハードブレッド専用粉(TYP-ER)
以上の粉が集結。
さっそく、りなくんがSala粉で、私が春よ恋ブレンドで仕込む。
吸水はそれぞれ68%。
と、ここで私が、
「りなくんはこの時期、吸水は何度にしてる?」と聞いてみると、
「え?普通だよ、普通。」(りなくん)
「普通って?」(は)
「ぬるま湯。」(り)
「えっ!? ぬるま湯って・・・ぬるま湯??」(は)
「そうそう、ぬるま湯。」(り)
「マジ!? 私、ぬるま湯なんて使ったら、生地温上がり過ぎちゃって大変だよ!」(は)
「え?はんちゃんは何度くらいで仕込んでるの?」(り)
「10℃くらい・・・」(は)
「えっ!?じゅ、10℃〜〜〜〜〜????」(り)
・・・お互い、目がテンである・・・。
聞くところによると、りなくんは、夏でも生地温が上がり過ぎて困ったことがないというのだ!
冬にいたっては「冷え冷え」らしい。。
と、いうことで、
りなくんは吸水30℃→木の板(クオカボード)で、
私は吸水10℃→大理石で捏ねる。
二人同時にこね始め、同時にこね上がり。
なんと、生地温はどちらも「32.5℃」。
ど、どういうことよ〜〜〜〜〜〜〜????
こうなると、粉違い以前に、吸水温度違いで「ビックリ!」なのであった。。
さて、お次はどの粉で捏ねようか?と粉を持ち上げよく見てみると、
りなくんの持参してくれた「はるゆたか」&「ニシノカオリ」はどうみても『全粒粉』!!
全粒粉じゃ、粉比べにならないじゃん!?
が、この2種類の粉は、こだま仲間の「なみまる」さんが送ってくれた貴重な粉だそうで、
(なみまるさんの地元でとれた地粉なのだそう)これも使ってみたいね〜〜ってことで、
我が家にある「はるゆたか」にそれぞれの全粒粉を30%配合した山食を作ることにした。
こうなると、もう粉違いの捏ね比べはどうでもよくなってしまって、
二人は捏ねを楽しむ♪
「吸水は65%くらいからはじめてみよう!」ってことで、
二人同時に捏ねスタート。
「吸水、まだまだ入るね。」(り)
「うん、1%ずつ増やしていこうか」(は)
結局、りなくんの「はるゆたか+はるゆたか全粒粉」(以後「はる+はる」)は67%。
私の捏ねた「はるゆたか+ニシノカオリ全粒粉」(以後「はる+ニシ」)は69%入ってしまった。
こちらも、↑と同じ吸水温度で仕込んでみたのだが、
捏ね上がり生地温は32.7℃前後。
やっぱり不思議だ〜〜。
と、ここで、ようやくMamanさん登場!
駆けつけ一杯・・・ならぬ、駆けつけ一捏ね・・・で、
「南のめぐみ」で山食を仕込んでもらう。吸水67%。
さ〜て、作業を進めつつ、ランチタイム。↓
*二八そば(りなくん持参)
*豚肉と夏野菜の南蛮漬け(はんちゃん作)
*ミートパイ(Mamanさんのダンナさん作)
・・・なんだか、ある意味すばらしい品揃えである。。(笑)
この日は雨で家の中は蒸し風呂状態。
ひんやりお蕎麦が美味しかった〜♪
そうこうしているうちに、第一段のプチパンが焼き上がる。
(粉400で仕込んでおいたので、それぞれプチパン3個ができるのよん♪)↓
が、このプチパンはやめておけばよかった・・・と後になって後悔。
我が家にはオーブンが一台しかないので、
後に俗に言う「オーブン待ち」が続出してしまうのだ!!
それでなくても全粒粉入りの生地は発酵が早いのに〜〜。。
結局、全粒粉の生地は、一次発酵のあとにパンチを入れて二次発酵へ。
その後、オーブンと戦いながら、山食が次々と焼き上がる。
(実はいろいろと笑えるようで笑えない事件があったのですが・・・)
全粒粉プチパンも焼き上がる。↓
(結局、こちらは電気オーブンで焼きました。何年ぶりだ!?)
さて、ここいらでちょいとおやつタイム。↓
*ザクザククッキー(りなくん作)
*マンゴープリン(Mamanさん作)
*香り茶シフォン(はんちゃん作)
*ポピーシードのパウンド(はんちゃん作)
相変わらず、どれも美味しいね〜〜♪
そうこうしているうちに、すべてのパンが焼き上がる。
今日、焼いた山食整列。。↓
左から、
Sala粉、春よ恋ブレンド、南のめぐみ、はる+ニシ、はる+はる。
冷めたところで、Mamanさん得意の「香りの確認」(笑)↓
↑りなくんもどうぞ!
なんだか、とんでもなくまとまりのない「粉違い捏ね比べ」になってしまったのだけど、
こんな一日でも、得る物はた〜くさんあったのよ!
吸水温度の違いなんてビックリしたしね〜〜。
もし、今度捏ね比べをするときは、こんな風にした方がいいね〜、なんてことも話し合えたし、
今後のパン研の方向性も少しずつではあるが見えてきた(?)みたいだし。
まだまだ手探りのパン研、次回をお楽しみに!!(なんつって!!)
パン研・・・・・かな?? [パン研]
ここしばらく、ちょいと落ち込み気味で、(五月病?)
パソコンから離れてました・・・
なんつって!!
「はんちゃん」=「五月病」ほど、当てはまらない公式はないよ!
・・・って思っているでしょ!?ちょこさんあたり・・・。(笑)
今週は予定がいっぱいで、
仕事にも支障をきたす程の睡眠不足。。辛かった〜〜。
会社の子には、
「○○さん、一日遊んだら一日は休みましょうね。」って怒られちった。。(←うそうそ)
そんなこんなで、記事が溜まりに溜まってしまった・・・。
アップできるのか!??
で、5月30日(水)は第一回「パン研」。
(メンバーは りなくん、Sachiさん、Mamanさん、私の4人)
月一回、パンの実験をしよう!ということで発足したこの「パン研」、
今回のお題は「クロワッサン」。
こだま酵母での「バリモチ」を目指して、
1,酵母違い
2,粉量違い
3,こだま酵母の生地を一日チルド室で休ませるとどうなるか
の3つを試してみることに。
が、しか〜〜〜〜し、この日、久しぶりに会った4人、
話に花が咲いて花が咲いて、クロワッサン生地の折り込みに集中出来ない。。
一応、6つのクロワッサン生地↓を仕込んだのだが、
*ホシノの生地
*自家製酵母の生地。
*こだま酵母の生地(粉200ℊ)
*こだま酵母の生地(粉250ℊ)
*こだま酵母のチルド生地(粉200ℊ)
*こだま酵母のチルド生地(粉250ℊ)
みな、かなり適当に折り込んでいる。。(^_^;)
Sachiさん、りなくん、折り込みの図。↓
ダメじゃん、みんな!真剣にやってくれないと!!
かく言う私もぜんぜん集中出来なくて、
なんだかとんでもないことになってしいまい・・・
こうなったら、クロワッサンの焼き比べは無し!!
この「とんでもない折り込み生地」達を使って、
いろんな成形を楽しんじゃおう!ってことになっちゃった。。(笑)
で、ダラダラと生地を折り込みながら、
ランチも皆の持ち寄った料理やパンをダラダラと立ち食い。
でも、これがまた、なんだかとっても楽しい〜〜!!
みんなの持ち寄った料理↓
*鶏肉のソテー(Sachiさん作)
*ダブルチーズペッパーベーグル(Sachiさん作)
*自家製酵母のバゲット(りなくん作)
*陰陽料理の温野菜サラダ(りなくん作)
*自家製酵母のメランジェ(はんちゃん作)
どれも美味しいんだけど、りなくんの作ってくれた温野菜サラダがめちゃ美味しいの〜〜★★
あっちゅ〜間に平らげちまいました。。
で、こうなったらデザートも出しちゃおうぜ!ということで、
りなくんのいちごババロアケーキ↓
Mamanさんのシュークリーム↓
写真には撮り忘れちゃったけど私はバニラシフォン(←Mamanさんのリクエスト)をテーブルに。
いや〜、お腹だけは満腹。。
さて、それぞれの生地の折り込みは取りあえず完了し成形へ。
まずはホシノ&自家製酵母の生地を成形。
コチラは普通にクロワッサンにしてみた。
お次は粉量違いで仕込んだこだまのクロワッサン生地で、
ツイストスティックを作ってみる。↓
最後にチルド室で寝かせたこだま生地(実はこれ、チルド室(0℃)に入れていたのだけど、かなり発酵が進んでしまって、すんごいことになっていたのだ・・・)でデニッシュ食パンに。↓
発酵の早い順に焼成。
まずはツイストスティックが焼き上がる↓
外はバリっと、中はやや引きのあるカンジ・・・。
コレって、もしかしてクロワッサンにしていたら「バリモチ」になったのでは!??
まぁ、これはこれで、なかなか美味しかったけどね!(^_-)
お次がホシノ&自家製酵母のクロワッサンが焼き上がる。
ホシノ↓
自家製酵母↓
見た目、かなりイマイチ・・・
が、しかし、内層を見てみると、意外にキレイに層が出来ていたのよ。
こちらも意外と美味しかったよ。
最後に焼き上がったのがデニッシュ食パン↓
あら!?これも意外と良い感じに焼き上がっているじゃん!!
内層を見てみると・・・↓
あら?意外と美味しそうじゃない??
実は、食べたら美味しかったのよ!!
りなくんは、時間の関係でツイストスティック以外のパンは食べられなかったのよね!
こんなん焼き上がったのよ〜〜〜♪♪
ここで、Sachiさんもタイムリミットになってしまい、
Mamanさんアレンジのかわいい花束を手みやげに渡しました・・・
あ!!りなくんに渡すの忘れた!!
仕方がないから、Sachiさんにりなくんの分は渡しておいたからね(^_-)
さて、我が家にはまだ一人、Mamanさんが残っている。。
久しぶりに我が家に来たMamanさん、
「はんちゃんの広島焼きが食べたいな〜」と言い出した!
しょうがないな〜〜〜、いっちょ焼いてやるか!
ってことで、6時頃から広島焼きを焼き始める。。↓
完成図を撮り忘れちゃった。けど、美味しかったでしょ!?Mamanさん。
その後、さらに私とMamanさんは延々にしゃべり続け、
Mamanさんが帰ったのは夜の10時。
とっても楽しい、が、しかし、体力的にはものすご〜く疲れた一日でした。。
(あ、ちなみに、クロワッサンは秋くらいに仕切り直しで実験しよう!ということになりました・・・笑)
『パン研』 [パン研]
4月13日(金)
今日は、こだま仲間の「りなくん」、「Sachiさん」とパン作り。
パン教室が超超大人気で、いつも忙しいりなくん、
今日は、子供達を旦那さんに預けてゆっくりできるということで、
普段、作れないパンを作ろう!と言うことに。。
「こだまでハード系のパンが焼きたい!」というりなくんのリクエストで、
じゃぁ、まずは中種法か水種法でフランスパンでも作ってみようか・・・ってことで、
今回は中種法でバゲットを作ることに。
前日にストレートでフランスパン生地を捏ね、約1時間発酵させ、
それをビニールに入れて冷蔵庫で約10〜12時間発酵。中種として使います。
この中種を翌日作るフランスパン生地に対して約30%入れ、
塩を後入れで捏ねていくのですが・・・
「フランスパンはどのくらい捏ねるんだけっけ?」(りなくん)
「だいたい、7〜8割捏ねるって習ったよ。」(はんちゃん)
などと、ペラペラおしゃべりをしながら捏ねるりなくん。。
いつもの調子でガシガシと捏ねているが・・・。
「ん??これって、捏ねすぎ??」(りなくん)
「・・・・・・・・・・・・。」(はんちゃん)
ときすでに遅し・・・・グルテン膜ビロロロロロ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!
「ダメじゃん!!りなくん!!!」と注意しながら3人大爆笑!!
捏ねてしまったものは仕方がないので、そのまま一次発酵へ。
さて、お次のハード系は、りなくん、Sachiさんからのリクエストで「リュスティック」。
3人とも、こだまでリュスティックは焼いたことがないので、
今回は菊谷尚宏さんの「自然は志向のパン作り」を参考に作ることに。
Sachiさんには、捏ねて一度パンチを入れた状態の生地を持ってきてもらい、
その後、3回ほどパンチを繰り返す。
実は、パンチは2回でよいのだが、ちょっとした手違いで4回入れるハメに。
ま、いっか・・・。今回はお試しだし・・・なんて言いながら焼成。
焼き上がったリュスティック。↓
おお!!これって、リュスティックじゃん!!
3人、予想外の出来にビックリ!!
皮がパリっとしてて、中はしっとり、もっちり。
ほんとにリュスティックだよ〜〜〜。こだまでも出来るんだね〜〜と3人ご満悦♪♪
さて、この間、ランチタイムに突入。↓
*自家製酵母のバゲット(りなくん作)
*自家製酵母のフィグナッツのパン・ド・セーグル(りなくん作)
*陰陽料理の野菜のごまあえ(りなくん作)
*山芋キッシュ(Sachiさん作)
*自家製酵母の大納言プチ(Sachiさん作)
*他家製酵母のチャバタを使ったサンドイッチ(はんちゃん作)
*マダムヴィオレ教室でならった「ポテもちすぅぷ」(はんちゃん作)
これらを皿に取り分ける。↓
みんなが作るパンや料理はほんとにどれもこれもおいしい!
特に気に入ったのがSachiさんの山芋キッシュ!!
これ、生クリームの代わりに山芋が入っていて、ヘルシーなのに、とっても美味しいの♪
山芋がふんわり感を出してくれて、クドくなくていくらでも食べられてしまう!
Sachiさん、こんどレシピ教えて〜〜〜!!
さて、実はバゲットが発酵に入ったところで、
りなくんが「クロワッサンも作りたい!」と言い出した!
マジで!?と思う間もなく、りなくんクロワッサンを仕込み始める。
「はんちゃんのベーグルの捏ねも見てみたい!」と言われて、
私はベーグルを捏ね始める。
クロワッサンは、バリモチ目指して、
「強力粉100%」、「練り込みバター無し」、「吸水控えめ」、「折り込みバター少なめ」で作る。
クロワッサンを織り込むりなくん↓
かなり固い生地のようだ。
私もこだまのベーグルは久しぶりに捏ねたな〜〜。
と、ここでりなくんが
「茹でるとき、何を入れてる?」という話になり、
みんな、「砂糖」やら「モラセス」やら「ハチミツ」やらを入れているのだが、
何のために入れている??という疑問から、
「ツヤを出すため」「色づきを良くするため」という意見が。
が、しかし、こだま仲間の「しましまさん」はそういう糖分は一切入れず、
「だたのお湯」でもぴかぴかに焼き上げていることを聞いていたので、
ほんとはただのお湯でもいいのか??という疑問から、
もう一回焼いちゃうか?ってことでベーグル2回転目を捏ねることに。。
で、焼き上がったベーグル。↓
左がモラセスあり、右がただのお湯。
若干、モラセスありの方がツヤがあるようだが、
別に、ただのお湯で、なんの問題もないんじゃん!
いつもは怖くて試せなかったんだけど、
今回、やってみてよかったよ! 入れなくていいんだったら、その方がいいもんね!
さ〜〜て、ここらでデザートタイム。↓
*こだま酵母のバナナキャラメルチョコスコーン(りなくん作)
*自家製酵母のキャラメルチョコスコーン(りなくん作)
*そば粉のシフォン(はんちゃん作)
*マダムビオレ教室で作ったバニラシフォン(はんちゃん作)
*バニラシフォン(はんちゃん作)←復習ね!
これらを食べながら、バゲット焼き上がる。↓
実はこのバゲット、大失敗。
ベーグルと焼成時間がかち合っちゃって、
焼き待ちでちょいと過発酵気味。
オーブンも、蒸気を入れるときは一段しか焼けないところを無理矢理2段で焼いちゃったら、
パンの底の焼き色が薄くなっちゃうし・・・。
クープは全く開かなかったし、内層もつまり気味。(←捏ねすぎちゃったしね。。)
反省点ばっかりだ〜〜。
そして、クロワッサンも焼き上がる。↓
内層がちょっと詰まり気味になってしまった。
ただ、生地の端っこで作ったクロワッサンは、なかなかバリッと感があって、いい感じ。
この感じを全体に出したいのよね〜〜。
今回のパン作りで、かなりの疑問が出てきてしまい、
やっぱり、実験が大切だよね!ってことで、
これから、月に一回、定期的にパンの実験をしよう!ということで、
ここに、パン研究会、略して「パン研」を発足。(←大げさだな〜〜)
次回の開催日を約束して、きょうのパン作りの会はお開きとなりました。
りなくん、Sachiさん、お疲れさまでした〜〜〜!!